お山の会とは「みんなの親、みんなの子ども」
- 自然の中でいろいろな体験をする場
- 親も子どもも自分を解放し,思いっきり遊ぶことができる場
- 汚れても,騒いでも,少し危なくても,大らかに子どもを見守り,子どもが子どもでいられる場
- さまざまな活動を取り入れ,親子でいろいろな体験を重ね,楽しみや視野を広げていける場
- みんなで作り,みんなで食べる場
- ごはん作りに追われるお母さんが楽チンな場
- 安心安全なものを食べることができる場
- 美味しいねと言って食べる喜びを分かち合う場
- みんなで子どもを育て合う場
- 自分の子どもだけを見るのではなく,みんなで子どもを見合う場
- 理想の母親像を目指さなくていい,それぞれの特性を持ち寄ってみんなで育てる場
- いろんな人と関わって助け合って愛されて育つ場
2013年 ”発足”
「山歩きを通して、自然とふれあってほしい、心と体がたくましくなってほしい」との願いから、はじめは「山歩き」を中心に活動していました。
そのため、対象年齢は歩行がしっかりできる子どものみ。山登りを始めた当初は泣いたり抱っこをせがんだりしていた子どもも、だんだんと1人で山の頂上まで登れるようになりました。小さい子どもでもここまでできるんだという子どもの可能性を実感しました。
一方で、「山歩きは親がしんどい。」「下の子がいると、いっしょに参加するのが難しい。」などの声も聞き、参加人数は少ないままでした。
2015年 “転換”
今まではお弁当持参でしたが、朝の忙しい時間にお弁当を作っていく大変さを感じていました。お弁当の中身もマンネリになるし。。。
そこで「みんなで材料を持ち寄って簡単なお昼ごはんを作れば、野菜たっぷりのごはんを子どもは食べることができて、親も少しゆとりができる」との思いから、簡単なアウトドアクッキングをするようになりました。
みんなでご飯を作って外で食べるおいしさと楽しさを体感する中で、「歩くことにこだわるよりも、自然の中で遊ぶことを楽しみたい。」「親子の時間を充実させたい。」「もっと多くのお母さんに、気軽に参加してもらいたい」との思いから、活動内容を変えていくことにしました。
月1回は土日にも開催し、赤ちゃん、未就園児、就園児、小学生と、年齢を問わず誰でも参加できるフリーの場としました。
自然の中では子どもはのびのびと思いっきり動くことができます。走り回ったり大声を出したり、発見したりチャレンジしたり。五感をフルに使って生き生きと過ごす中に、子ども本来の姿を見ます。
さらに、子どもだけでなく親も自然の中にいるとリフレッシュできることに気付きました。
2017年 “現在”
家だとつい言ってしまう、「汚い!」「うるさい!」「危ない!」なんてことも、自然の中ではおおらかに見守ることができます。異年齢の関りの中で、子どもの新しい姿を見ることができます。親子だけでは行かない所にも、仲間がいるとどんどん行けちゃいます。
そんな仲間の存在に勇気づけられて、現在、活動内容にも活動場所にも広がりをもたせています。ミニ料理教室を開いたり、日帰りや泊まりで旅行をしたり、雨の日も室内で開催したりしています。週に1回、来れる時に来れる人が楽しむ出入り自由のスタイル。親子ともに、今を楽しむことを大切にしています。